接遇コンサルで視野が広がる！医療業界とサービス業で求められる接遇の違い

接遇とは

そもそも接遇とは、顧客の気持ちを汲み取りながら適切に対応することであり、接客業務における能力の1つです。顧客に寄り添った接遇を行うことで満足度が上がり、売上アップも期待できます。

また近年では、サービス業だけでなく医療業界においても患者様に向けた接遇が重要視されるようになりました。スタッフの接遇力が上がり、患者様が安心して通院できる体制が整えば、患者数や利益が増加する可能性が高まります。

また、接遇力が上がれば窓口対応でのトラブルも減り、スムーズな医療体制構築につなげられるはずです。

医療業界とサービス業で求められる接遇の違い

こちらでは、医療業界とサービス業における接遇の違いについて解説します。

・お客様と患者様の気持ちの違い

店舗でサービスを受けたり、商品を購入したりすることを目的とするお客様は「ワクワクする」「楽しみ」などポジティブな気持ちを持っている場合がほとんどです。

一方で、病院を訪れる患者様の中に「通院するのが楽しみで待ちきれない」と考える方はほとんどいません。「重病を患っていたらどうしよう」「きちんと治せるのだろうか」といった不安を抱えた状態で来院します。

このように、医療業界とサービス業ではお客様と患者様の気持ちが全く異なりますので、求められる接遇も変わります。

・それぞれの接遇に求められること

サービス業では、お客様のワクワク感を盛り上げるような接遇が求められます。お客様に最適なサービスや商品を提案するなど、おもてなしの心を大切にすることでイメージアップにつなげることが可能です。

医療業界では、不安を抱えた患者様に寄り添う接遇を意識することが大切です。「これから自分はどうなるのだろう」と心配している患者様の気持ちをほぐし、落ち着いて診療を受けられる状態に導いていきます。患者様の気持ちを汲み取ることで「この病院なら、安心して治療を受けられる」と信頼してもらうのがポイントです。

接遇をチームワーク力向上に活かすコツ

医療やサービスなど、業界にかかわらず接遇はチームワーク力向上に活かせます。こちらでは、接遇をチームワーク力向上につなげるコツをご紹介しますので、ぜひお役立てください。

・1つの目標で結束力を強める

チームワーク力を上げるためには「接遇力アップ」という1つの目標を意識することが重要です。明確な目標を設定し、チーム一丸となって進んでいけば、自然とチームワークが生まれて仲間同士の結束力が強まります。

・客観的な視点をチーム内で共有する

客観的な視点でお客様・患者様を見たときに気づいたことをチーム内で共有することも大切なポイントです。自分が担当するお客様・患者様でなかったとしても、気づいたことを担当者に伝えるようにすれば大きなサポートとなり、チーム内の交流も活発になります。

このように、接遇を通じたチームワーク力向上に業種の違いは関係ありません。プラウドビズでは、接遇のプロがクオリティの高いコンサルティング・研修をご提供いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。